Tips #020 原因不明のバグ

プログラミングをしていると良く原因不明のバグに遭遇する。
しかしこの世に原因不明のバグなど存在しない。
つまりバグの原因を徹底的に追究するかしないかの違いだけだ。
私はさっき、またしても原因不明のバグに遭遇した。
しかしながら徹底的な原因追求の結果、バグの原因が判明した。
その原因はウィンドウクラスオブジェクトの削除だった。
ポインターで生成したウィンドウオブジェクトを、ウィンドウを破棄せずに削除してしまったのだ。
もちろんウィンドウオブジェクトをウィンドウを破棄せずに削除するなど言語道断なので、ちゃんとオブジェクト破棄専用の関数を用意していた。
しかしそれが落とし穴だった。
ウィンドウオブジェクトは常にウィンドウが破棄された後に削除されるものと信じ込んでいたのだ。
しかしソースコードを順に追っていくと、一個所だけオブジェクトを直接破棄している箇所が残っていたのだった。
このバグのために一体それだけ時間を無駄にしたことか。
なさけない死んでしまいたい。
いや死ぬものか、こんなことで死んでたまるものか、死んで花実が咲くでなし。
私は生きる、生きて生きて生きまくる。
そして、少しでも世の中のバグを無くすために精進したい。

以上です。